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​運転の仕方

​基本的な操作方法を説明しています

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はじめに

SLの運転は通常の電車・気動車等と違い、とても難易度が高く繊細です。正しい操作をしなければSLは全く動きません。ここでは簡単にSLの操作方法を説明しています。

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各部の名称

運転の仕方: ようこそ!
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と、まぁざっくりこんな感じです。(画像は製作段階のものです)

数が多すぎて覚えられないよ!って方、実際に覚えておけばいいものは半分くらいですので安心してください。

数字が〇で囲まれているものは操作系統、数字のみは表示系統です。

ATSについてはまた別で説明します。

まずは機器の説明です。

機器の説明(操作系統)

キー操作は初期の状態でのキー配置です

①自弁ブレーキ

・キー操作

緩め「、」 込め「。」 非常「/」

自動空気ブレーキです。

​本来であれば上の単弁ブレーキも使いますが、仕様上再現できませんでした。

​緩め、重り、常用、非常の順になっています。

​表示系統>>8、16圧力計(ブレーキ)

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②逆転機

・キー操作
左回り「7」 右回り「8」

SLの方向切り替えを行うものです。

自動車で言うところのシフトレバーに当たります。

右に回すとカットオフが下に、左に回すと上に移動します。

​​表示系統>>9カットオフ

③加減弁ハンドル

・キー操作
引く「Z」 押す「A」

電車で言うマスコンです。

これと逆転機を操作することで速度を調節することができます。

​​表示系統>>11蒸気室圧力計

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④、⑤ドレン弁・バイパス弁

・キー操作

ドレン弁「PageUp」 バイパス弁「PageDown」

音と動きのみの再現です。​​

シリンダー内にたまった水蒸気を排出するためのものです。

開く際はドレン弁→バイパス弁の順、閉じる際はバイパス弁→ドレン弁の順に閉じます。

⑥投炭口

・キー操作
 「5」

音と動きのみの再現です。
火室に石炭を入れます。
画面の右下を見ると少しだけですが投炭口が動いているのが見えます。

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⑦砂撒き

・キー操作
 「6」

動きのみの再現です。
勾配等で空転を防ぐために使用します。
役割は全く違いますがこのデータでは使用すると耐雪ブレーキになります笑

運転の仕方: 機能紹介

機器の説明(表示系統)

​12ボイラー圧力計

ボイラーの蒸気圧が示されています。
9を切ると必要な蒸気圧がなくなってしまうため動かなくなってしまいます。

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​13水位計

水量が示されています。
下がってきたらキー操作「9」で補充されます。

​14、15ATS-Sn/P表示灯

ATSの表示灯です。
・キー操作
確認押ボタン「Space」
警報持続ボタン「Insert」
復帰スイッチ「Home」

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運転の仕方: 機能紹介

操作方法

運転の仕方: テキスト

動画での説明はこちら→

今回操作を説明するにあたって、路線をhiei1942様にわざわざ作っていただきました。

hiei1942様には頭が上がりません。お礼申し上げます。

​​補足:1:30でバイパス弁を開けると説明しましたが、出だしの加速では使わないらしいです…

実際の操作とは異なる点があるかもしれません。予めご了承ください。

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1.逆転機を前進位置にする

バイパス弁、ドレン弁の順に閉め(「PageDown」→「PageUp」キー)、

​​「8」キーを押し、逆転機をカットオフの表示で下の80になるまで回します。

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2.ブレーキ緩解

ドレン弁バイパス弁が閉じている(奥側になっている)ことを確認してブレーキを緩め位置にします。(「、」キー)

プシューという緩解音がして左側の赤い針が0に行ったらブレーキが解除されます。

左側の赤い針が機関車自体のブレーキ、黒い針は共に編成全体のブレーキです。

​右側の赤い針はブレーキに使う空気の総量となっています。7を切るとコンプレッサーが作動します。

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3.加減弁ハンドルを引く

出発の準備が整ったので長い汽笛「Enter」キーを押し、加減弁を開きます。
加減弁を開くために加減弁ハンドルを引き(「Z」キー)、最初は蒸気圧が4の位置になるようにします。
動き出したらすぐにカットオフを50程度までもっていきます。(「7」キー)
もし加速の音が鳴らなくなったら60~70程度で様子を見て徐々に上げていきます。

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​4.シリンダーの水を捨てる

出発時にシリンダー内に溜まった水を排出するためドレン弁を開けます。(「PageUp」キー)
の順番で、10秒ほど経過したらドレン弁を閉めます。

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​5.加速をする

出発の動作が一通り終わったら加速をしていきます。

​加減弁を9のあたりまでもっていきましょう(「Z」キー)。

加速と同時にカットオフも調整します。

カットオフは平坦時速度と足して70になるように調節します(「7」「8」キー)。そうすることで蒸気を無駄に使うことなく効率的に加速できます。

登り勾配ではパワーが出るよう、カットオフを速度と足して80になるように調節します。

​登り勾配では減速しますが、無理に加速しようとせず均衡速度を保ちましょう。そうしないと蒸気切れで勾配中に止まってしまいます。

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6.惰性運転(絶気)をする

停車場が近づいてきたら惰性運転に切り替えます。電車と違い複雑な動作が必要です。

以下の順にして絶気をします

  1. 加減弁を閉める(「A」キー)

  2. カットオフを80の位置にする(「8」キー)

  3. ドレン弁、バイパス弁の順に開ける(「PageUp」→「PageDown」キー)​

​​​以上で絶気は完了です。

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7.停車させる

後の操作は電気機関車等と同じで、自動空気ブレーキで停車させます。(「、」「。」キー)
最初のうちはコツがいりますが、BVEの補助表示でブレーキかけはじめの案内が出たら4程度までもっていき、徐々に緩めるといい感じに止まれます。
停車をしたらカットオフを真ん中の位置に戻し次の発車まで待ちます。

ATSの動作について

このデータは秋田の新快速様のATS-Sn/Pプラグインを使用しています。

そのため動作はGAPに準じます。

https://mikangogo.github.io/posts/driving/

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